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2024/06/21
山口,エンジニア,勉強会,DX
回転寿司たかくらの最先端DXに迫ってみた
6月14日(金)に、山口オーグメンテーションセンターにて5回目の勉強会を開催しました。
今回は「回転寿司 たかくらのDXの裏側」をテーマに、講師として山口市の株式会社たかくらIT事業部部長 藤野さんをお招きしました。当日は、フォリウム社員8名が参加しました。
たかくらでは、無人販売所システム、店舗におけるDXなど様々な取り組みを行っています。
今回は無人販売所システムと店舗のDXについて取り上げました。
無人販売所について
無人販売所は新山口駅から徒歩2分の場所にあり、以下のような外観です。
当社社員もよく利用しています。
こちらの店舗では冷凍と常温のお弁当が販売されており、商品選びから支払いまで無人で運営されています。支払いは下記図のようにバーコードを読み取り、電子決済もしくは現金で行う仕組みとなっています。
このシステムはNext.jsと呼ばれるJavaScriptのフレームワークで動作しており、サーバにはVercelと呼ばれるサービスが使用されています。そのため、クライアント・サーバサイドともにJavaScriptで実装でき、1つの言語で完結させることが可能です。
このような仕組みを取り入れることで、高速かつ安定的なシステム構築が実現されています。
店舗でのDXについて
店舗では、商品情報をリアルタイムで確認できるように、おすすめや売り切れのネタの情報をAPI(※)で取得し、LEDディスプレイで表示する仕組みが導入されていました。
※ API
プログラムやWebサービスの間を連携させる仕組みのこと
その他にも、厨房では味噌汁の提供を早めるための自動かき混ぜ機や、食品ラベルをiPadで作成するシステムなど、さまざまな面でDXが行われていました。
このように、たかくらでは無人販売所をはじめとしたさまざまなDXを推進し、お客さまにより良い価値を提供できるよう改善に努められていました。
現在は、小型配膳ロボットを製作中であり、これが完成すると、お寿司をロボットが運んでくれるようになります。完成が非常に楽しみですね。
まとめ
藤野さんはエンジニアでありながら現場の仕事にも精通している方です。そのため、現場で改善すべき点や困っている点をいち早くキャッチし、改善につなげることがDXを推進する上で最も重要であると感じました。
また、藤野さんはソフトウェア開発から電子工作、CADの作成まで幅広く手がけており、この技術の広さもDXがうまく推進できている一因ではないかと思いました。
筆者であるフォリウム社員の安達自身も、より良いエンジニアになるために、技術のキャッチアップや課題発見能力の向上に努め、顧客へさらなる価値を提供できるよう精進してまいります。
藤野さんによるプログラミング勉強会の企画について
藤野さんは新山口周辺でのプログラミング勉強会を企画されており、筆者も参加させていただく予定です。
フォリウムでは地域の皆さまと最新のIT技術を共有し、学び合う場づくりを目指しています。
山口オフィスの1階カフェCircleでは、今後も、有志や地域の皆さまと勉強会やイベントを開催し、山口のエンジニアやエンジニアを目指す方、またIT・DXに興味を持つ方々が楽しみながら活動できる機会の創出に貢献してまいります。
フォリウムでは、ITエンジニアを募集しています。
毎月第3水曜日に、オンラインでも参加できる企業説明会を実施していますので、お気軽にお問い合わせください。
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