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2024/10/24
山口,エンジニア,勉強会,GIS,地図,衛星
GIS活用勉強会を開催しました
10月11日に、山口オーグメンテーションセンターにて「衛星データと地理データの利活用」をテーマに6回目の勉強会を開催しました。
今回は、6月から8月にかけて、山口県産業技術センターで開催された「衛星データ解析技術研究会」技術セミナーでの学習をもとに、SDS事業部 宮田がGIS(※)加工のツールや事例を共有しました。
※GIS(Geospatial_Information_System)
地図上の座標データと、それに付随する様々なデータの総称のこと
今回の勉強会では、前半に地理データをもとに高度な分析や迅速な判断を可能にするGIS、またGISの作り方について解説をした後に、GISのデータを使って、地図上に好きなスポットを登録できるアプリケーションを紹介しました。
後半のワークショップでは、GISを活用した新たなサービスや既存サービスへの組み込み方について、グループに分かれて議論しました。
ワークショップでは、参加者から「自分が欲しい商品を販売している店舗情報を共有できるアプリケーション」や「災害の種類に応じて最適な避難経路を示すアプリケーション」といった具体的なアイデアが数多く出されました。
参加者が積極的に意見交換を行い、互いに初対面の方々も積極的にコミュニケーションを取り、交流を深めていました。
また、ご参加いただいた山口県産業技術センターの森さんから、GISとGoogleマップの違いや、実際にデータを収集する際の費用感など、普段なかなか知ることができない貴重な情報を分かりやすく解説していただきました。
この勉強会を通じて、衛星データを利用して地理的な情報を可視化・分析する技術の重要性を再認識することができました。
GISは地図作成にとどまらず、膨大なデータを効率的に管理できるため、さまざまな産業分野における意思決定をサポートする強力なツールであることを実感しました。
特に、リアルタイムに近い地理情報の更新や、複雑のデータセットの可視化による洞察の抽出が可能である点が印象的でした。これにより、自然災害のリスク管理、都市計画、農業の効率化、物流最適化など、多岐にわたる分野での応用が期待されます。
今後の業務では、学んだ知識を活かし、データ分析に基づいた具体的な行動計画策定の際に、GIS技術を導入することで、より精度の高い意思決定を目指します。
また、衛星データを使った解析により、効率的で持続可能な解決策を提供することが可能になるため、技術の進化とともに新たな業務の展開も見据えていきたいと思います。
参加者の感想
● GISで今まで見えなかった情報が見えるようになりました。
● 新しい技術を知る機会を得られてよかったです。
● 具体的な案はでないが、身近なところで活用できそうだと感じました。
フォリウムでは、今回の勉強会のように地域の皆さまと最新のIT技術を共有し、学び合う場づくりを目指しています。
フォリウム 山口オフィスの1階には社員の休憩室としてカフェCircleを併設しており、 このスペースを地域に開放することで新山口駅近郊における新たな交流拠点として活用したいと考えています。
今後も、有志や地域の皆さまと勉強会やイベントを開催し、山口のエンジニアやエンジニアを目指す方、 またIT・DXに興味を持つ方々が楽しみながらスキルアップできる機会を創出してまいります。
フォリウムでは、ITエンジニアを募集しています。
毎月第3水曜日に、オンラインでも参加できる企業説明会を実施していますので、お気軽にお問い合わせください。
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