ECサイト運用管理
菅原 真澄八戸オーグメンテーションセンター
2013年入社
リーダー
入社時経験 | PC基本操作 |
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前職 | 接客業 |
出身地 | 青森県 |
アンケートの裏側に興味がわき入社
高校卒業後は県外で就職し、仙台や東京で接客業をしていましたが、友人との縁で八戸へ戻りました。ハローワークでfoliumの「インターネットリサーチ関連」の求人を見つけ、八戸市では珍しい仕事だと感じ、興味を持ちました。それまでは接客業の経験しかなく、デスクワークをしてみたい気持ちもありました。普段からプライベートでも割とアンケートに回答することが多かったので、その裏側の仕事かな?と惹かれ、応募して入社しました。
入社後は、インターネットを利用したマーケティング調査の進行管理を行うチームに配属されました。ビジネス上でのメールや電話応対の業務経験がない状態からスタートし、研修担当の高橋さん(※)からさまざまなことを学びました。
アンケート画面を作るための調査票の確認に始まり、画面の作成やチェック方法、回答者への配信設定のほか、お客さまとのやりとりなど、ひととおりのスキルを身に着けました。これまで自分が回答してきたアンケートは、このように作られていたことを知り、おもしろさを感じながら業務に取り組みました。
3年半ほど勤めた後、出産のため2017年に産休・育休を取得しました。
育休取得後、復帰してからの変化
育休からの復帰に際しては、欠員の出ていた別のチームへ異動の打診がありました。異動先のチームのほうが業務の調整がしやすい環境であったため、それを承諾し、9時30分から17時00分までの時短勤務で復帰しました。
職場復帰してすぐは、こどもの体調不良による突発の欠勤や、急な呼び出しでの早退などがあり、そのたびにメンバーにフォローしてもらいました。
一方で、「私がチームのためにできることは何だろう?」と考えるようになりました。その答えは、「同じ時間内で、いかに効率よく正確に業務を行うか」だと気付き、さっそく定型作業の効率化に着手しました。具体的には、各自が手動で行っていた作業について、管理しやすい統一フォーマットを作成したり、関数を用いて自動化したりする工夫などです。この「効率化」の意識は、リーダーになった今も持ち続けています。
ほかに大きな変化があったことといえば、メンタルが強くなったことでしょうか(笑)
以前の私は、マイナス思考が強く、落ち込んだときになかなか立ち上がれないタイプでした。育児を行う中で、「今、私がこの状況を何とかしなければならない」という場面を多く経験したことが、自身の精神力の強化につながりました。落ち込んでも仕方がないときに、次にできることを考え実践することの大切さは、母親としても、仕事においても共通しているなぁと。家事も、限られた時間の中でうまく割り切りながら、頑張りすぎないようにしています。
チームのリーダー職に挑戦
現在は、チームのリーダーを担当しています。運用ルールに則り、ECサイトの更新や、価格やシステム処理のチェックなどを行うチームです。
復帰後1年間は時短勤務をする予定でしたが、家族とも相談しながら、半年ほどで徐々に勤務時間を延ばしていきました。2年後には窓口担当として、お客さまとのさまざまな連携やメンバーのとりまとめなどを行うようになりました。ちょうどそのころ、マネージャーとの定期面談でリーダー昇格への意向を聞かれ、「もし機会をいただけるのであれば、やってみたい」と答えました。昇格試験に挑戦し、2021年にリーダー職に就きました。
チームメンバーは私を含め6名で、4月からはさらに2名の増員を予定しています。私は、チームが安定したパフォーマンスを発揮するための体制作りのほか、業務の効率化や改善に取り組んでいます。また、普段から、すべてのメンバーと目を合わせて声をかけるよう心がけています。
「役員1on1研修」の機会を活用しスキルアップ
もともとリーダーとしてのスキルや素質に自信があったわけではなく、社内研修や実践をとおして徐々に成長してきたと感じています。私は半年前から、代表取締役CEOの三好さんと、2週間に一回のペースで、1on1(※)研修を実施してきました。課題図書を読んで要約したほか、分からない点は三好さんから丁寧に説明してもらいました。三好さんの言葉一つひとつから得られるものが多く、チームの課題解決やマネジメントに活かすことができています。これまで自信のなかった、メンバーとの1on1も、この研修を通じてその目的や効果的な方法を学んだことで、自信がつきました。
※1on1とは
上司と部下が1対1で行う定期的な面談。foliumでは役員が、1on1研修を希望する管理職メンバーとペアを組み、その成長をサポートしている。
今、目標としていること
リーダーとして、チームの体制を整備し、メンバーが安心できる環境づくりに取り組みたいと考えています。
現在、チームのメンバーが初めて、産休・育休を取得しています。私も同僚として嬉しく感じており、今後さまざまな配慮をしていきたいと考えています。私自身、実際に育児を経験するまでは、こどもがいながら働くメンバーへの理解が及んでいなかったと感じる点もあります。休暇取得や時短勤務など、会社の制度としては用意されていても、それを利用しやすい環境かどうかこそが重要だなぁと。社内を見渡すと、他のチームでも産休・育休に入っているメンバーが多くいますし、今年の4月に復帰するメンバーも複数います。誰でも安心して休暇を取得することができ、その後復帰できるサイクルを、チーム内でも自然に受け入れていきたいですね。