社員紹介
システムエンジニア
浦山 亮祐
仕事への貢献を実感した瞬間
私が担当している業務は、OutSystemsを用いた、他企業の社内システムの開発や改修です。これまで、保険会社のポータルサイトの移行、金融決済会社のワークフローシステムの自動化などを担当してきました。
その中でも、自分が業務に貢献できたことを特に実感したのは、手作業でデータ抽出からPDF作成を行っていた社内業務の自動化を行ったときです。
それ以前に似た機能を実装した経験があり、当時を真似て実装を試みました。途中で不具合が起き、修正を何度も繰り返してリリースしましたが、その後「浦山さんが担当した箇所が、一番トラブル少なく進められた」と言われて、とても嬉しかったことを覚えています。
リモート業務のメリット/デメリット
foliumではリモートでお客さまとやり取りをする業務形態を採っており、私自身もリモートでお客さまやチームメンバーとコミュニケーションを取っています。
以前の職場では顧客先への訪問が日常でした。通勤に時間がかかってしまったり、お客さまが変わるとその度に駐車場手配が必要になったりして大変でした。リモートだとそうした苦労をする必要がないのですごく働きやすいと感じています。 むしろ対面よりリモートの方がコミュニケーションを取りやすいと感じることもあります。私の性格上、相手が忙しそうにしていると声をかけづらいのですが、リモートという特性上基本的にはチャットツールでやり取りをするため、相手の都合の良いときに返事をもらうことができるのでこうした気遣いをせずにすんでいます。
一方で、リモートが故に苦労をしたこともあります。
同じ案件に別拠点のメンバーと参画した際、そのメンバーへのサポートが難航しました。相手の困りごとを解決する際、リモートだと画面共有をしても指差しでの指示ができなかったので、少し不便でした。
場合によっては対面の方が便利だと感じ、いい勉強になりました。
入社後のスキルや志向の変化
エンジニアとしてのスキルや志向ですが、入社前から今に至るまで、前職と比べてもそこまで大きな差はないと思っています。
前職では基本的にSESで、社外常駐でシステム開発や保守を担当しており、その時はスクラッチでVisualBasicやC#を使っていました。使用するツールは違えど「お客さまの課題を解決する」という根本は変わりませんし、そういう意味でも、志向や意識は変わっていません。
最初の頃はローコードに慣れるのが大変でしたが、どのような実装をすればお客さまの要望にお応えできるのかはスクラッチ開発の経験からイメージできるので、今はそのイメージをOutSystemsに落とし込んでいます。スキル面で考えても、今までのスクラッチでの開発経験をローコードでも活かせているのではないかと思ってます。
お客さまの要望に対し「過不足なく、不具合なくお応えできるシステムを開発することが価値につながる」というところは前職と同じなので、考え方についても大きく変化はありません。
ただ、これまでよりもワークライフバランスは整ったように感じます。
転職により環境を変えたことで、リラックスして仕事にも打ち込めています。
新たに挑戦したいこと
OutSystemsが持っている性能をフルに活用していきたいと考えています。
今はSESで案件に参画していますが、今後はSDS事業部として受託開発に対応していきたいという目標があります。
受託開発をするためにはOutSystemsに限らず、開発者としての知識だけでなく保守担当やインフラ担当としての知識も必要となってきます。社内のメンバーそれぞれが違う案件に参画しているということをメリットととらえ、各々が案件参画の中で学んだことを共有しながらいろいろなことを吸収する必要があります。
私自身も今までの経験をほかメンバーに伝えて、SDS事業部全体としての技術力向上のサポートをしていきたいです。
また、今対応しているお客さまの業務ではOutSystemsを使用していますが、Magic xpaというローコードツールも以前触ったことがあります。ロジックや画面を見た感じだとクラシックなイメージでした。長く愛用されているツールということもあり、どちらかというとトラディショナルなプログラムのような感じです。本当に少ししか触っていないので、Magic xpaの案件に参画させてもらう機会があった場合は勉強しなければならないと思いますが、実際触ってみるのも面白そうなのでチャレンジしていきたいです。
日頃から意識していること
新しいものを導入する際に「とりあえずやってみて」と指示いただくことも多いので、苦手意識を持たず自分で調べて活用していくことは必要だと思っています。
経験則で「こうしたらこうなるかな?」と予想はできますが、仕様を完璧に理解するには臨機応変に対応する必要があります。そのような場面では、今までいろいろなお客さまの対応を通して培った「自力で調べて、触って、仕様を理解する」という経験を生かしていきたいです。
あとはお客さま対応のほかにも、さらなる成長のために、簿記の知識を習得したいと考えています。
とはいえ…確かに資格はお客さまの信頼につながるのですが、それ以上に経験や新しいことへの学習意欲が大切だと思うので、そういう経験の積み上げや学習に対する貪欲な姿勢はこれからも意識していきます。