穂高電子 株式会社様
電子計測器や画像処理機器などの産業用機器を取り扱い、自動車をはじめとする製造メーカーや、大学、官公庁など幅広い分野における支援を行っている穂高電子株式会社様。
全国に拠点がある中で、営業状況をスムーズに一元管理するシステムの開発をご依頼いただきました。
【当初の課題】
元々スケジュール管理、商談管理、 顧客管理などの営業状況を見える化することを目的に、他社のシステムをご利用されていました。 しかし、そのシステムはパッケージ化されており、細かなカスタマイズは行っていたものの、外資系のシステムであったこともあり、きめ細かなサポートを受けることができず、本当に欲しい機能の実装は難しい状況が続いている中で、我慢して使い続けていたということでした。
また、実際にシステムを利用する営業スタッフの方からは「使いにくい」「システムを使うだけで時間がかかりすぎる」など不満も多く挙げられていました。
更に、既存システムはカスタマイズにどうしても高いコストがかかってしまうということもあり、リース期限を迎えるタイミングで、より使い勝手の良いシステムへの切り替えをご検討されていました。
【依頼の背景】
このお話をいただいた際、実際にご利用されている画面やお客様が実現されたいことは、パッケージシステムでは難しいと考え、アジャイルでスクラッチ&ビルドの開発を行うことを提案したところ、興味を持っていただけたことから、具体的にプロトタイプを作成し、ご確認いただくことになりました。
そして、日々感じていた問題点を解消できるイメージを持つことができ、当社を信用いただくことができたため、正式にプロジェクトを進めることとなりました。
【ご支援内容】
当初のご希望は、「スケジュール管理」と「顧客管理」、そして「営業管理」の3つの機能を持つシステムの開発を行うことでした。しかし、営業活動を最初から最後まで一元管理するためにはこれだけの機能では足りないと考え、更に「引き合い見積もり管理」と「受注管理」、「販売管理などの既存システムとの連携」を含めたシステムの実装を提案し、当初の構想よりも大きなプロジェクトとなりました。
このシステム開発を行うには、本部でどのような管理を行いたいかという視点に加え、営業スタッフが普段どのようにシステムを利用されているのかということも重要なポイントでした。 お話を聞いてみると、確かに営業活動の合間に活用するには多くの課題があり、そのすべてを解決できなければ、既存システムと変わらない不満が出てきてしまうと感じました。
そこで、今回の開発をそれぞれの機能ごとの課題を一つひとつ解決していくことを提案しました。大きなシステム開発となったため、どうしても時間がかかってしまう方法ではありましたが、課題解決の重要性や、お客様の負担をできる限り減らすためにはこの方法が最適であるということにご納得いただき、プロジェクトを進めていきました。
【効果】
そして約1年後、約100名の営業スタッフから挙げられたリクエストや本部からのご要望をカスタマイズしながらシステムが完成し、導入が始まりました。
ほぼすべてのご要望を満たすことができたことから、既存のシステムでは噴出していた不満の声が挙がらなくなり、スムーズな移行ができたと考えています。
もちろん導入後すぐには更なるリクエストもあり、カスタマイズは随時行っていましたが、一定の期間が経つとそのリクエストもほぼなくなり、業務に完全にマッチした形でスムーズな導入を実現することができました。
【今後の展開】
いくらその時に必要な機能がすべてそろったシステムであっても、時代の変化に併せて必ず次世代に引き継がなければならないタイミングが出てきます。 当社のシステムを長く使い続けていただけていることは大きな喜びであり、これからもご満足いただけるシステムであり続けるために、ご提案をし続けてまいります。