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    【Vol.2】ローコード開発がもたらす成果とは

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    【Vol.2】ローコード開発がもたらす成果とは

    ローコード開発ならではの高い満足度

    ――ダイレクト・コンサルティングが手掛けているローコード開発事業において、これまでにどのような成果が出ているか教えてください。

    根本:一つ大きな成果として挙げられるのは、顧客の業務効率化やコスト削減の実現です。
    以前は専用のオンプレミス型システムを使用していた企業に対し、クラウド環境への移行を支援しました。その結果、運用コストが半分以下に抑えられ、同時に業務プロセスも最適化されました。
    また、プロトタイプを短期間で構築することで、仕様変更にも柔軟に対応できるシステムを提供できた点も顧客から評価されています。

    紺野:そういう点では、実際の現場のユーザーのリアルな声に応えやすいのも、ローコード開発ツールの強みですよね。私は以前、国内外に拠点を持つ大手企業で顧客向けのシステム開発事業をを行っていました。
    従来型の開発手法では、多くの設計書や確認事項がありアプリケーションが動作する前の意思決定が煩雑になります。開発側は意思決定されたものに沿ってつくっていきますが、実際にできあがったときにシステムを操作する現場のユーザーには、どこか違和感のあるアプリケーションになるリスクがありました。

    根本:はい。実際に私が担当した顧客の多くは、以前のシステム開発において内心では失敗したと思っている企業が少なくありません。「システムが出来上がったけど、イメージとは違った」と。
    しかし仕方がないので5年間ぐらいはこれを使おうと考えるしかないわけです。

    紺野:一度決めた仕様書どおりに開発が進むため、完成後に「思っていたものと違う」というギャップが生まれてしまうわけですね。
    しかしローコード開発なら短い開発サイクルによって早い段階で動くプロトタイプを確認するような手法も取りやすいです。そのことにより顧客の期待と実際のシステムのズレを最小限に抑えることができ、顧客の満足度も高くなりますね。 

    根本:はい。またMagic xpaだから解決できた課題もあります。
    事例でも掲載させていただいた、スポーツクラブNAS株式会社様では数千名以上在籍するスタッフの稼働管理において、モバイルデバイスを活用した実績管理アプリケーションを構築したのですが、スマートフォンやタブレットを使うのでiOS、Android、Windowsの3種類の言語に対応しなければなりません。これを1つのソースで3種類の言語に対応できるのがMagic xpaの特徴です。

    対談する2人③

    ローコード開発の「作る楽しさ」がエンジニアのスキルを伸ばす

    ――フォリウムもローコード開発事業において人材の育成に注力していますね。具体的にはどのような仕組みを用意していますか?

    紺野:ローコード開発の特徴として、未経験者や若手エンジニアでも比較的早く成果物を出せる点があります。当社では採用した人材に対して、業務の基礎やローコードツールの使い方を集中的に研修したうえで、プロジェクトに参画してもらっています。
    IT未経験者でも、システム開発の達成感を味わいながら成長できる仕組みを整えています。

    根本:実際に人材はどの程度成長してきましたか?
    ローコード開発はプログラミング知識よりも業務にいかに精通しているかが問われると思うのですが。

    紺野:直近でうれしく感じたのが、UターンやIターンでフォリウムに参加し大手の企業や自治体のシステム開発を担当し活躍している人材が増えてきていることです。このような現場では顧客とのコミュニケーションを深めることで、業務への精通度が高まります。そうするとまた一段、エンジニアとして成長できます。
    そういう点でもローコード開発は「このアプリケーションは自分が作って、自分が実装し、お客様の反応をじっくり確認できる」という点から、経験の浅いエンジニアであっても仕事の成果がつかみやすく、それがまたヤル気につながります。

    根本:すでにさまざまな自治体や企業で、フォリウムのローコード開発エンジニアが活躍しているんですね。今は何チームぐらいが稼働しているのですか?

    紺野:すでに4チームが動いています。ローコード開発を推進する中で、実際に活躍している人たちが、より自信を持ち、積極的に新しい技術に挑戦できるという点は非常に大きな成果だと感じています。これからさらに人材の活用方法を模索していきたいと考えています。

    ローコード開発について語る紺野

    ローコード開発事業を今後、どのように発展させていくのか

    ――今後、ローコード開発事業をさらに発展させていくうえで、まず顧客視点ではどのような点を重視していきたいとお考えですか?

    根本重要なのは、顧客が求める「変化対応力」をさらに高めることです。
    ローコードの最大の魅力は、業務の変化に迅速に対応できる点にあります。そのためには、先ほどのフォリウムの考える顧客とのコミュニケーションは重要で、業務の本質を理解したうえでシステムを提案することが不可欠です。
    また、単なるツール提供にとどまらず、運用後のサポートや継続的な改善提案も積極的に行いたいですね。

    紺野:確かに、顧客が求めているのは「スピード」と「柔軟性」です。
    私たちフォリウムとしても、ダイレクト・コンサルティングとともにローコードの開発ツールMagic xpaを活用することで、これまでできなかったような小規模なシステムから、大規模なシステムまで対応できるようになったと感じています。
    顧客視点でいうと、標準化されたシステムを導入する一方でどうしてもここだけは対応しなければならない、あるいはニッチな事業で「カスタマイズされた柔軟なシステム開発」が求められると思います。そのためには、顧客の業務理解に基づいた提案が重要ですね。

    根本:そのとおりです。業務に精通した提案をすることで、顧客は本当に必要な機能やサービスを得られるという安心感を持てますし、それがシステムの成功につながると思います。
    特に、顧客が抱える問題に対して、ローコードをどのように使うかを明確に伝え、共に解決策を見つける過程が大切です。
    今後、ローコード事業をさらに発展させるためには、顧客の業務に深く入り込んで、そのニーズに最適化したシステムを提供していきたいと考えています。

    紺野:人材に関しては、今後ますますローコード開発ができるエンジニアが必要だと感じています。現状、市場の需要に対して人材はまだ限られていますが、これからはローコード開発のエンジニアを積極的に育成していく必要があります。
    具体的には、社内でのローコードツールの活用をさらに進めるとともに、外部からの教育プログラムや研修にも導入していきたいと考えています。これにより、より多くの社員がローコード開発技術に習熟し、業務の中で活用できるようになれば、事業の成長にもつながるはずです。

    【Vol.3】フォリウムとダイレクト・コンサルティングのタッグで、ローコード開発は今後どうなるのか?

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