foliumブログ

2022/09/30

八戸,山口,大学,新卒,インターンシップ

5日間のインターンシップを行いました

8月22日から26日の5日間、夏のインターンシップを行いました。
インターンシップとは、学生が興味のある企業で行う職業体験のことです。
フォリウムでは、実際の業務や働く環境の体験を通じて、業務内容や企業風土への理解を深めてもらうため、2019年から毎年実施しています。

今年は、八戸オーグメンテーションセンターで3名、山口オーグメンテーションセンターで7名の学生が参加しました。学生には、当社のメイン事業であるマーケティングリサーチのオペレーション業務について、以下の内容に挑戦してもらいました。

 1日目 3チームに分かれ、調査テーマを決めてアンケートの調査票を作成
 2日目 スマートアンサーのシステムにてアンケートの画面作成、配信
 3日目 モニターから回収した約1,000人分のアンケート回答のデータ集計・分析
 4日目 調査結果からみる課題・提案・総括のレポート作成
 5日目 各チームのレポート発表

〇調査票作成~アンケート配信

フォリウムの事業内容と、マーケティングリサーチ業務についての流れを説明しました。
そして、「八戸・山口の特産品を使用した新商品を開発すると仮定し、その商品の受容性に関する調査と分析、そのレポート報告までを5日間で行う」という課題を提示しました。
学生たちは3チームに分かれ、チームごとに仮説を立て、それを検証するためのアンケートの設問文と選択肢を検討しながら、アンケートの「調査票」を作成しました。

両拠点をオンラインでつなぎ、リアルタイムでお互いの様子や進捗を共有しながら、学生たちは切磋琢磨して取り組みました。
チームのリーダーを中心に進めてもらう中で、チームごとの進捗を確認しながら、アドバイスやサポートを行いました。

その後、学生たちは作成した調査票を元にスマートアンサーでアンケート画面の作成を行い、全国の幅広い年代のモニターへ実際にアンケートを配信しました。

チームごとの進捗を見ながらアドバイスする社員
チームごとの進捗を見ながらアドバイスする社員

〇アンケート結果の集計~分析~レポート作成

翌日には、3チーム合わせて約3,000人のモニターからアンケート結果が回収できました。学生たちは、その結果についてチームごとに分析を行い、調査によって得られたさまざまな気づきを、レポートにまとめました。自分たちの立てた仮説が立証できる結果や、逆に想定していなかった意外な結果が得られたものもありました。
学生からは
「専用アプリを用いて、アンケート画面の作り方、配信、回収、集計、分析の方法を知ることができて、おもしろかった」
「実際に自分の考えたアンケートを配信する貴重な経験ができた」
との声がありました。

チーム内で同一のGoogleスプレッドシートを使いオンライン上で作業する様子
チーム内で同一のGoogleスプレッドシートを使いオンライン上で作業する様子

レポート作成では、GoogleスプレッドシートやGoogleスライドを使用し、学生たちはチーム内で役割を分担しながら同時に作業を進めました。そして、発表のデモンストレーションを繰り返し、時間配分の確認や資料の修正を行いながらプレゼンテーションの完成度を高めていきました。

〇レポート発表

最終日のレポート発表会には、八戸・山口・東京の各オフィスからも7名の社員がオンラインで参加しました。
指定する以下の項目について、チームごとに調査結果レポートを発表してもらいました。
1.調査テーマ
2.調査回答者属性
3.調査結果
4.調査結果からみる課題
5.提案
6.総括

レポート発表を聞く学生(画面上はオンラインで参加する社員)
レポート発表を聞く学生(画面上はオンラインで参加する社員)

チーム全員が役割を持ち、緊張しつつも堂々と発表を行っていました。オンライン視聴した社員は、5日間で仕上げたレポートの成果に驚いていました。そして、どの点が良かったか、どうすればもっとよいレポートになるか、それぞれの視点から学生にフィードバックを行いました。
限られた時間の中で、学生全員が真剣に課題に向き合い、チーム内で協力しながらレポートを形にすることができ、素晴らしい成果となりました。

レポート発表を行う学生
レポート発表を行う学生

〇社員との座談会

フォリウムの社員の雰囲気やより詳しい業務内容が伝わるよう、インターンシップ期間中に2回の座談会を設けました。
1回目の座談会では、マーケティングリサーチの業務内容をより理解してもらうため、担当部署の社員が参加しました。実際に社員が業務を行う中で、どのように考え、進めているのかを具体的に説明しました。

リサーチ業務を行う社員からの説明
リサーチ業務を行う社員からの説明

2回目の座談会は、新卒で入社した社員との交流を目的として実施しました。社員からは、就職活動時の体験談や、目標とする先輩社員とその理由、業務で悩んでいたときに先輩社員に助けられたエピソードなどを話しました。
たくさん考え、悩みながら課題に取り組む中で、少し気分転換となるような和やかな時間を過ごすことができました。

〇参加した学生の感想

インターンシップ終了後に学生に実施したアンケートにおいて、総合満足度では、10名全員が「満足」と回答しました。

<学生からの声>
「他校や企業の方とこんなに交流できたインターンシップは初めてだった。交流できたことが一番嬉しかった」
「仕事の経験談を直接聞く機会が少ないため、社員の熱意やリアルな雰囲気を感じられた」
「社員との距離が近く、こまめにアドバイスをもらいながら業務の工夫を学べた」
「初対面同士でグループを作り、期間内に課題をクリアすることは難しく大変だったが、会社の雰囲気も明るく、楽しくて充実したインターンシップになった」
「グループワークで立案から発表までを行い、短い期間でスケジュール管理等も学べた」
「レポート発表では、予想外の視点からのフィードバックがあり、新たな発見がとても多かった」

社員と学生の集合写真(画面上は八戸の社員と学生)
山口での集合写真(画面上は八戸の社員と学生)

多くの内容を詰めこんだ5日間のインターンシップでしたが、学生の皆さんに満足してもらうことができ、私たち社員にとっても達成感のある、充実した時間となりました。
皆さん、5日間本当にお疲れ様でした!

フォリウムでは、学校での説明会や個別での会社見学のご案内も随時実施しています。
ご興味がありましたら、まずはお気軽にお問い合わせください。

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